マイナス金利は特効薬?毒薬?世の中の評価は? [ニュース]
<マイナス金利は特効薬?毒薬?>
先月末から話題の「マイナス金利」ですが、
発表されてから株式市場はじめ様々なマーケットで乱高下が続いています。
ニュースを見ていると賛否両論あるようですが、最近の株価下落などの状況から、
批判的なコメントが増えているようですね。
ニュース、雑誌からコメントをピックアップしてみました。
特効薬なのでしょうか?それとも毒薬(猛毒)なのでしょうか?
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<マイナス金利とは?>
民間の銀行が日銀に預けると利子がもらえますが、
マイナス金利だと預けた元金が減っていきます。
そこで民間銀行は、元本が割れるのであれば民間への貸し出しへと舵を切ることになり、
市場が活性化していくといったシナリオのようです。
この発表の後、市場は急激に反転上昇しました。
しかし、最近は激しい下落基調が続いています。
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<評判はどうなっているのか?>
日銀内でも決定にあたりかなりもめたようですが、世の中にどんな意見があるのか調べてみました。
【高評価】
- 住宅ローン金利などが安くなる
- 金融機関の負担が軽いまま市場金利をマイナスにできる
- 日本政府の金利負担を軽減できる(ツケは国民に)
- 金融機関の本来が本来の姿に戻るからよい
- 金融政策の手数を増やすことができた
【批判的評価】
- これ以上の国際イールドカーブの低下が実体経済に大きな効果をもたらすとは考えられない(日銀副総裁)
- 金融機関の収益基盤や運用利回りを低下させ、マイナスの影響が出る
- すでに預金金利が引き下げられている
- 本当の目的は円高阻止と賃上げムードの腰折れ対策だと見透かされている
- サプライズのし過ぎで信用を失ったのでは?
- すでに預金金利が引き下げられている
<マイナス金利を活かす>
- 住宅ローンの金利が下がるのでローンの金利負担が減る
- 低成長時のPER上昇が見込める株は「買い」である
今後、いろいろな商品なり、市場がいい環境になるなど、
もっと利点も出てくるのかもしれませんが、現時点ではあまりメリット聞こえてきません。
ここ数日の株式市場や円高傾向では当たり前かもしれません。
個人的には、政府や日銀がいろいろ手を出し過ぎたのではないかという印象です。
株や為替にしてもそう簡単にコントロールできるなら、とうのむかしに実現していると思います。
「上がる時もあれば下がる時もある」ということだと思います。
そうしてバランスを取っていけばいいのです。
現状は無理やり金融緩和などの”薬物”に頼ってしまったツケが
回ってきているのではないかと考えています。
基本、政治家の先生方には経済対策なるものを少し控えてもらえれば。
結果的にあまり良くなっていないような・・・・・・
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